溝上法律特許事務所＜大阪＞事務所報：記事のコーナー:２０１８年ショックだったこと　

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	発行日：平成31年 1月発行NO：No42 発行：溝上法律特許事務所弁護士・弁理士　溝上哲也
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【4】記事のコーナー：２０１８年ショックだったこと

  ２０１８年の一番ショックだったことは、忘れもしない９月１０日だったかなぁ？（忘れがち…）、いままでの仕事の書類データを保管していたＮＡＳ(ネットワーク接続ハードディスク。以下、「ＮＡＳ」)がぶっ飛んでしまい、データ紛失してしまったことです。
  自分の端末には現在進行中のデータは残っていたので、なんとか大きな支障はなかったのですが、中・小、様々な支障が生じて本稿作成中の１２月時点でもなお「うーん…不便だ…」と唸っています。

  失敗した！と思ったのは…自端末を信用せず、ＮＡＳに絶対の信用を置いていたことです。つまり、自端末にあるべきデータの８～９割をＮＡＳに保存するようにしていたんです。上記のとおり、自端末にあったのは本当に直近で使うデータだけ…メールデータもＮＡＳに原本保管していまいた。この理由は、その昔、自端末にデータを置いておいていた（自前の外付けＨＤＤにバックアップ有）のですが、いつだったかのアップデートパッチを当てたら、ＯＳのクリーンインストールをしなくてはならないハメになってしまって…。という経験から、もう自端末はアテにならんってことになり、で、NASに残すようにしていたわけです。さらに、自前の外付けＨＤＤとＮＡＳに残す体制がしばらく続いた後に、自前の外付けＨＤＤがぶっ飛んでしまい…データ自体は、流転を繰り返して生き延びてきたものの、ＮＡＳの一局体制となった後に、ＮＡＳが飛ぶという…。私のデータは遅かれ早かれ、消失する運命だったのかもしれません。悲しい…。

  ＜データ保管体制の変遷＞
  ※Ｍ：master　※B：backup　※×：壊れた
１：　自端末（Ｍ）＋外付ＨＤＤ（Ｂ）
→　×自端末
２：　外付HDD（M）＋NAS（B）
→　×外付HDD
３：　NAS（M）
→　×NAS　　ここでデータは完全に消失　

  もうここまでくると、どこが安全か全くわからないわけですが、そういうボヤキはさておき、本稿は２０１８年一番ショックだったこと…がテーマですので、NASがぶっ飛んだことよりも『データが完全に消失したこと』が一番ショックでした。　　

  このことから、次の困ったことが生じました。

  「困ったこと：その１」
  フォーマットやコピペできた文面を最初っから作る必要がある。
  まず、これです！。何にもない…。定型フォーマットの所定の部分を入力し直せばＯＫだった書類を、プリントアウトした過去の紙媒体を見ながら全入力するハメになる。誤入力も出てくる。イライラ度ＭＡＸです。

  「困ったこと：その２」
  電子メール＆アドレスが手元になくなる。
  次に、これ！。事務所では、別端末で電子メールを保存するようにしてありますので、受信したメール自体がなくなることはありません。また、自端末のメーラーを使っている限りはＮＡＳがぶっ飛んでも送信したメールに関しては自端末に残るんですが、上記のとおり、メールのデータすらNASにおいていたので、もう何もありません。

  「困ったこと：その３」
  工程管理ができなくなった。
  さらに続いてこれ！。この作業の次、いつまでにこの作業、という管理表みたいなものを作っていたんですが、これも無くなった関係で、日々デスクや身の回りの書類を神経質に確認する日々が続いています。困りますが、まぁこれはこれで、確認作業に神経を尖らす意味では災い転じてとうところでしょうか？。

  ちなみに、IT機器も故障しますから安全にデータを残すという点では、紙がやっぱり一番ということになるんでしょうか？。燃えたりしなければ何とか残るし…。１周廻ってなんだかよくわからなくなってきています。
　以上です。

　

（H31.1作成：　特許商標部　竹内　幹晴）

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