★中野 博美★
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好きな映画とかになるとあれもこれも、となりますが「心に残る」となると「ドライビング Miss デイジー」かなぁ、となります。
高齢になり、車の運転が困難になった老女と雇われた運転手との心の交流を描いた映画です。派手な場面があるわけではなく、日常の何気ない事件を描きながら淡々とお話が進んで行きます。
映画は娯楽作品しかあまり見ないのですが、たまたまTVでやっているのを途中から見て引き込まれてしまいました。その後、ちゃんと全部見たい!と思って、DVDを買って何度か見てしまいました。
老女役のジェシカ・タンディと運転手役のモーガン・フリーマンのやり取りが何とも言えず、頑固で厳格なジェシカ・タンディが、モーガン・フリーマンの演じる運転手に心を開いて行くのが伝わってきます。ジェシカ・タンディの息子役は、ダン・エイクロイドです。
他には、やっぱり古い作品になってしまいますが、同様のヒューマンドラマで「フライド グリーン トマト」と「最強のふたり」が良かったです。
「フライド グリーン トマト」は前述のジェシカ・タンディとキャシー・ベイツが出ています。話が進むにつれて、キャシー・ベイツの心理に合わせて服装や化粧が変化していくのが分かります。この映画でもジェシカ・タンディがとてもチャーミングであの年齢でこんな素敵な女優さんってスゴイなぁ!と思いました。残念ながら1994年に他界されましたが。
「最強のふたり」は見る映画を間違えた??と思うオープニングでした。真っ黒なマセラティが道路を疾走し、音楽は「September」!確か、全身麻痺で自分では何もできなくなった富豪とその介護をする青年の話のはず。。。と思いました。でも、ちゃんとそうでした。
どの作品も扱っている題材の割にはカラッとしていて、爽やかな感じです。
ちょっと、ホロッとして、ほっこり温かい気持ちになりました!
百聞は一見にしかず、ご興味のある方は是非!
<コメント>
中野さんとはよく映画や本のお話をさせて頂いているので、なんとなく好きな作品の感じが分かってきました☆「ドライビング Miss デイジー」をお借りしたまま、まだ見れていないので、早く見ようと思います♪(長らくお借りしてすみません)
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★伊藤 貴子★
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私の「心に残る本」は、今思いつく限りでは、
・アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」
・ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」
・ダン・ブラウンの「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」
・吉川英治の「三国志」
・山崎豊子の「沈まぬ太陽」
・東野圭吾の「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」
・アレックス・ロビラ&フェルナンド・トリアス・デ・べスの「Good Luck」
です。
映画化されているものも多いですが、私は断然「小説」の方をおススメします!
恥ずかしながらすぐ忘れてしまう性質なもので・・・^_^;
詳しい内容や感想を熱く語れないのが残念ですが、
いろんな人におススメした(自分がいいと思ったものは、すぐ人にも薦めてしまう性質なもので…)本達ですので、何かしら「心に残っている」のは確かです!
どんなんか興味のある方はネットで調べてみて下さ〜い★
<コメント>
「真夏の方程式」、この前テレビで映画をやっていたのを見ました!!映画用に短くなっているので、原作の方がやっぱり面白いですよね☆東野圭吾さんの小説はどれも面白いので良く読んでいます!またおすすめがあれば教えてください♪
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★右田 奈津子★
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ここ数年では、ジョージ・オーウェルの「1984」です。村上春樹さんの「1Q84」を読む前に、読んでみたのがきっかけです。「監視下社会」という背景設定もそうですが、特にラストシーンの極限状態に追い込まれた人間の行動が衝撃的でした。
あとは、べたですが、夏目漱石の「こころ」です。初めて読んだのは中学生の頃、夏休みの読書感想文でした。その時の感想は「なんか地味でおもしろくない本だな〜」と思っていました。(すみません)2回目は大学の日本文学のクラスの課題で読みました。(アメリカの大学なので英語で読みました)教授の解説のおかげもあるかと思いますが、この時は「なんて素晴らしい本なんだ!!!!」と感動しまくりました。歴史、作者の生きた時代背景などを知ると、一層おもしろくなるものだと実感した一冊です。
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★松本 たから★
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いろいろ悩みに悩みましたが。。。
やはりこれにします。
「アフリカ」
製作期間4年、総撮影時間1,500時間!
ネイチャー・ドキュメンタリーの最高峰BBC EARTHが、3D映画班とテレビ班で同時に撮影を敢行し、かつて誰も見たことがないような悠久の大地アフリカの姿を描く渾身の超大作。
誰も見たことのない新たな視点で撮影された地球最大の大陸アフリカを捉えたネイチャー・ドキュメンタリー
私のイチオシは、「キリン」の死闘です。
皆さん、生き残りを賭けたキリンの決闘をご覧になられたことがありますでしょうか。
このドニュメンタリーでは、年配の雄キリンが雌キリンを賭け、脂の乗った若いイケイケキリンとまさに死闘を繰り広げます。
群れから外れ、餌にも有りつけず、ふらふらと草原を彷徨っていた年配の雄キリンは、ある日一頭の雌キリンに出逢います。
ここで生命を残さなければ。。。彼はこのままここで息絶えてしまう。。。
そこへ、脂の乗った若いイケイケ雄キリンが登場。
その威勢の良い悠々としたイケイケ雄キリンは雌キリンへ
「オレのほうが強いぞ、ここを立ち去れ!」と言わんばかりに老いぼれキリンへ威嚇。
しかし、老いぼれキリンはここで引き下がれば、それはそのまま「死」を意味してしまうことを悟っており、一歩も引かない。
皆さん、キリンはどのようにして闘うかご存知でしょうか。
あの長い首をしならせ、相手の長い首へドーーーンッ!
即ち、互いに「ヒュイーーン、ドーーーン」です。
力のある若いイケイケ雄キリンのしなやかかつ力強い首が、老いぼれキリンに見事命中!
老いぼれキリン、崩れるようにノックダウン!!
意識朦朧とする老いぼれキリン。立ち上がれず。
勝ち誇ったように、雌キリンを見つめるイケイケキリン。
雌キリンは悟る。
「彼についていこう。」
そして、誰もが勝利を確信し、立ち去ろうとしたそのとき!!!!
血まみれの老いぼれキリン、
不意打ちのカウンターを「ドーーーン!!!!」
完全に気を抜いていたイケイケキリンの首へクリーンヒット!
そう、自然界では勝った者のみ生きる権利を与えられる。
メスは子孫を残すため、より強い者へついていく。
雌キリンは血まみれの勝者と共に、去っていった。
Now on Sale!!
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と、まぁあたしはまだこのDVDを観たことはないのですが、テレビで紹介されていて感動しました。
キリンの決闘のシーンだけで、とても感動し、心に残っています。
<コメント>
いや、もうすごい迫力なのが伝わってきますね!!!
イケイケキリンにはこの経験を次へ繋げてほしいですね!
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★辻 納子★
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心に残る本は村上由佳「遥かなる水の音」です。
比較的新しい本ですが、6回読みましたが、毎回号泣で、モロッコに行きたくなる本です?
心に残る映画は「マンマ・ミーア」と「きみに読む物語」です☆
<コメント>
「遥かなる水の音」、読んだことがなかったので、読んでみたいです。さすが辻さん。旅行に繋がるんですね!!個人的には、村山由佳さんの「おいしいコーヒーのいれ方」が好きです。恋愛ものはあまり読みませんが、おいしいコーヒーシリーズだけは、もう全てがピュアすぎてキュンキュンするので最後まで読み続けたいです?(毎年1冊程度のペースで出てます)
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