発行日 :平成20年 1月
発行NO:No20
発行    :溝上法律特許事務所
            弁護士・弁理士 溝上哲也
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   【1】俳句のすすめ
 「俳句を始めた動機は?」とよく聞かれる。
季語を入れた五七五の文字で出来上がるから−と安直に思って始めたのです。
 ところが、何の、何のその道に入ってみると思う通りにゆかず、度々立ち止まって右往左往してしまう。未だ自己満足の域を出ないで、場当たり的な作文になっていることを恥ずかしく思う。

 過般俳句の女性宗匠であられる「黒田杏子先生」と吟行し、宿で句会をする幸運に恵まれました。
 その折宗匠の最も力説されたことは「季語」であり、その選択と生かし方が極めて重要であることを教わりました。これからの作句の指針にしたいと思っております。

 最近は、体調の関係もあって、吟行はできないが、弁理士の同好会で句会に参加することもあります。その句会では、毎回「ウーン」とうなる句が次々と披露される。
花が風が、緑が、街や古寺などが浮かび上がる。正に自然が人の感性を刺戟している。忙中閑ありか正に俳句の世界は千変万化の自然の交響楽です。

 ふと日頃の多忙さや喧騒から立ち止まって、ある日ある時自然をふり向いて新しい発見に出会えるよろこび、これこそ自然の恩恵ではないでしょうか。
 年令差も性別も場合によっては国籍も超えてしばしの憩に浸ることができる俳句の世界を改めて多くの方におすすめしたい。

(H20.1作成: 弁理士 溝上 満好)


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