発行日 :平成19年 1月
発行NO:No18
発行    :溝上法律特許事務所
            弁護士・弁理士 溝上哲也
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   【5】事務所の近況〜おせち料理に関して・・・〜
今回で、2回目の事務所報を書くことになりました。事務・経理担当の谷 磨以子です。2006年も例年よりは暖かいと言われつつも、冬本番になり、気が付けばクリスマスも通り過ぎ、あっ、という間に終わりを迎えようとしています。 2007年に向け、大掃除、お餅つき、おせちの準備などなど・・・これから年賀状書きという人も多いのではないでしょうか?? 時期的にもぴったりかと思い、おせち料理のことについて書いてみます。

☆皆さんにアンケートにお答えいただきました。以下の6つです。
@冬は好きですか?
A@で答えた理由
Bおせち料理の中でどれが好きですか?(複数回答可)
Cお家でのお手製ですか?
Dお雑煮は、どんなお味ですか?
Eお雑煮の具は何が入ってますか?

         溝上先生
@好きです。
A広瀬香美、BoAの唄が好きだから。
Bくわい
C最近は、百貨店などのもの。
Dおすまし
E白菜、豚肉など

         岩原先生
@好きです。
A蜜柑と炬燵があるから。
B一番は、白のかまぼこ
C黒豆とゴマメは手作りです。
D元旦すまし汁、二日に白味噌です。
E大根、京人参、椎茸、ほうれん草
          山本先生
@好きです。
Aクリスマス、お正月とイベントが多いので。
B数の子、黒豆、紅白かまぼこ、ごまめ、れんこん(酢の物)が好きです。
C手製と既製の両方あります。
D白味噌仕立てです。(関西風)
E大根、にんじん、里芋、おもち等です。

《特許商標グループ》


宮崎 勲
@嫌いではありませんが、特に好きでもありません。好きか嫌いかどちらかといわれれば、好きなほうかもしれません。
A冬はwinter sports をするのならば良いのですが、それ以外は出かけるのが億劫になるから。
B好き嫌いがないので、特にこれが好きというものはありません。嫌いなものはないので、全て好きといえるかもわかりません。
C棒鱈と黒豆以外は家で作っています。
D味噌味です
竹内 幹晴
@キライ
A寒くて床離れが…ツライ
B最近は黒豆
C実家は手製、我が家は購入
D正月は澄まし汁に餅、正月過ぎると実家は赤だしに餅、我が家は合わせ味噌に餅
E正月は里芋、正月過ぎると実家も我が家も何かもういろいろと入れる
平松 彰子
@好きです。
A基本的にどの季節も好きというか、 四季の景色や行事ごとを楽しむのが好きです。 冬は冷え性で、電気代、ガス代が、多くかかるなど、 日常的にあまりいい事が一番ない季節だけど、 雪を見るのも楽しみだし、クリスマスやお正月、バレンタイン、節分等の 行事を楽しみたいです。
コタツに入って、冬を感じながら、みかんを食べるのも、 なんかいい感じです。
B料理のなかで、和食の煮物が一番好きで、魚は鯛が一番好きなので、おせち料理は大好物です。
土野菜の煮物=黒まめ=おせちではないけど鯛の炭焼き
どれも同じくらい好きです。
鯛は最後お茶づけにするとめちゃくちゃ美味しい!
C 黒豆です。家でつくった方が沢山できて、おなかいっぱい食べれるからです。  黒豆は、沸騰させて煮るとしわができるので、なんども水をさし、  甘さは、塩で調整して上手に作れます。   裏技なのですが、 ポットの中に入れて一晩保温にすると、一定の温度なので、  水さしなしで、 ふっくら美味しくできるそうです。 とはいっても、  ポットを後で、洗う事を考えると一度もポットでした事はないのですが・・・
D昔から白みそで、甘いお雑煮です。
Eごくごく普通の土野菜です。 お餅はあまり好んで食べる方ではないのですが、 和食が好きだからか、お雑煮にして食べるのが一番おいしく感じます!

《事務経理グループ》

中野 博美
@寒いのは苦手なんですが、「冬が嫌い」ということもありません。  ただ、朝お布団からでるのは辛いです。。。
A@に書いた通りです!
Bおもちが好きなんでやっぱりお雑煮かな〜?
Cそれぞれの実家で作ってます(私はお手伝いです。。。)
手作りと出来合いが混ざっています(笑)
D主人の実家がおすましで、私の実家は白味噌です。
Eおもち、里芋、大根、人参、鶏肉などです。
伊藤 貴子

@好きじゃないです。
A寒いから。とにかく寒いのが嫌いです。
とは言うものの、以前は冬になれば毎年1回以上はスキーに行ってました。
スキー場の寒さは気にならないのが不思議ですよね〜。
Bおせち料理はどれも好きです。
C主人がおせち料理が嫌いなので、作りませ〜ん。
Dだんぜん白みそ(少し合わせみそも混ぜて)です。
E お餅、金時人参、大根、里芋、豆腐かな…。
田所 瞳
          
@好き。
A冬生まれなので、お祝いしてもらえる季節だから。
Bかずのこ・イクラ以外ならだいたい何でも好きです。
C最近は母の実家で、何品か作ってもらったものに買ったものを  足して食べることが多いです。
D・Eダシをとって味付けは醤油で、お餅以外に白菜と鶏の胸肉  が入ったシンプルな味ですが、おいしいです。

谷 磨以子
          
@好きです
A星がキレイし、ボードができるからです。そんなには、うまくはないけど・・・。
B鯛の子、黒豆、ごぼう
C家では作らず、1日からおばあちゃんところの手作りおせちです。
D白味噌
E里芋、大根、 にんじん、お餅、焼豆腐

ありがとうございました。
以外にも、冬は好きと思ってらっしゃる方が多いのでびっくりでした。
好きな理由は、さまざまな感じでしたが・・・。
また、みなさんの出身もいろいろなんだなぁ〜という事が分かります。
お雑煮の味などでだいたい分かれてきますね。
時代の流れとともに、お正月の盛大な御節や御屠蘇を簡略化しつつありますが、どういった意味のあるものなのか…知ってるようで知らなかったことなんかを、知ってもらえればと思います。

御節の起源: 日本人が米を作り農業を盛んにはじめた頃からで、弥生時代のころ。
(紀元前2〜3世紀)
  当時の人々は四季折々に収穫される産物の喜びを、神に感謝することによって、単調になりがちな生活に節目をつけていた。この季節の節が「節」である。この季節の節に収穫物を神に供える。これを「節供」という。供えたものを料理して、豊作、大漁を願い、自然の恵みに感謝して食べる料理を「節供料理」、これがおせち料理の始まりとなる。節の行事は中国から渡来したもので、当時は宮中を中心に節会の行事が盛んに行われた。そのとき出される料理のことを「節会料理」すなわち「おせち料理」のことである。
  奈良時代に入り、中国からの渡来文化の影響を受けながら宮中で、邪気払いや不老長寿の祈願行事として、「節会」というかたちになってくるのが平安時代である。
  この節会は、陰暦正月七日(人日)、三月三日(上日)、五月五日(端午)、七月七日(七夕)、九月九日(重陽)とある。この節日を五節句といって祝膳を神に供えたのである。時代とともに民間の行事として広まり、供え物をするということではなく、季節の催しとして次第に盛んに行われるようになったそうです。

率直におせち(御節)とは・・・?何なのでしょうか?
おせちを漢字で書くと『御節』という字になります。
先ず、小学館発行の大辞泉という辞典で「御節」を調べてみると、次のような説明が書いてありました。

 [1] 節(せつ)の日に特につくる料理やお供えの餅。
 [2] 正月や五節句などの節日(せちにち)の事。

このことからもわかる通り、元々は『御節』=『正月料理』の意味ではないようです。
「おせち」という言葉が、私たちの中で、特にお正月に食べる料理を指す標準語のようになったのは、第二次世界大戦後の話しなのだそうです。なんでも、デパートでお正月料理の箱詰めを売り出す際に、「おせち」という言葉を使ったため、日本中に「御節」=「正月料理」というイメージが広まったのだそうです。

意味・由来 
@ 黒豆・・・まめ(健康)に暮らせるようにダイズで、種子の皮の黒い一品種。
A 数の子・・・子孫繁栄
B 田作り(ごまめ)・・・豊年豊作祈願
C 昆布・・・よろこぶ
D かちぐり・・・勝つ
E 橙・・・子孫が代々繁栄するように
F 紅白なます・・・お祝いの水引をかたどったもの
G 里芋・・・子宝にめぐまれるように
H 金平ゴボウ・・・強さと丈夫さを願ったも
I   鯛・・・江戸時代にはじまった七福神信仰とも結びつき、鯛はおめでたい魚としてあまりにも有名。
J   橙・・・子孫が代々繁栄するように

☆数ある中から、何個か選びましたが・・・いずれも語呂合わせや縁起担ぎであり、「健康」「豊作」「子孫繁栄」等の願いを込めていることが分かります。

お雑煮
・味はもちろん、お餅の形や焼くか煮るかによっても、日本の中で分かれるようです。大きく分けると、西日本では、丸餅を焼かずに煮る、東日本では、焼いた角餅となっているみたいです。関が原の戦いを機に西と東に分かれたという説もある。
・関西風のお雑煮で一般的なのは、白味噌仕立てです。古くは、京都を中心としていた頃の文化が残っていると考えられる。江戸の文化は受け入れなかったのでしょう。関東では、おすましが主流で塩や醤油をベースにしたものです。
また、入れる具の中で全国的に同じ物は里芋だそうです。その他は土地土地によって変わるようです。
  うちの家では、白味噌仕立てのお汁に丸餅、里芋や京人参、大根を末広がりの八角にきります。
 
というように・・・おせちにも歴史があるということです。
なんか、堅苦しくなってしまいましたが、これは、大学のときにゼミで調べたことがあったので、豆知識になるかと思い書きました。

みなさんの冬が好きという感想ですが・・・確かに音楽でも思いっきり冬を味わうことができますね!クリスマスソングも含め、私も大好きです。 伊藤さんにも同感です。私も寒いの苦手なのに、スキー場に行くと寒さが和らぐというか、あの雰囲気が好きなのかもしれません...。また、ボードの後に温泉が待ってるっていうのでテンション上がるかもしれませんね。今シーズンも行けるといいのですが。
それに、イベント事が多いですね!!大人になると、嬉しかったり、そうでなかったりしますが・・・。基本的に、浮かれるシーズンなのかもしれませんね。

では、まだまだ寒くなりますが、風邪やノロウィルスには気をつけてください!!

(H19.1作成: 事務経理部 谷 磨以子)


→【1】論説 :先使用権制度の意義と活用について
→【2】論説:テレビ番組の一括録画配信装置と著作権侵害
→【3】論説:特許権を侵害する旨の取引先への告知が、権利非侵害となった場合に、不正競争防止法2条1項14号に該当するかについて
→【4】記事のコーナー :平成18年意匠法・商標法等の改正について
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